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オリーブの木下で Vol.8『枝葉』

親の“思い“はたいせつ。

けれど“思い”は強すぎると、かえってその思いから遠ざかってしまうこともあります。

“こころ” と“からだ” は繋がっている。

“こころ”がかたいと“からだ”もかたくなり、母のからだは開かい。

そして、母のかたさは子どもに伝わっているのかもしれないと感じることもしばしばです。

母乳を飲ませたい、生活リズムを整えたい、食べさせたい、発育発達を促したい、オムツを外したい、等などお母さま方の思いはとても伝わってきます。

それは子どもへの愛そのものです。

ただ、子どもは、母に宿ること、この世に生まれ出ること、いつどのくらい眠りや栄養を摂ること、なにを好み、親になにを求めるのか…ちいさくても自分で決めて生きています。

親が“どうしたいのか” “何をしてあげないといけないか” の前に” この子はどうしたいのかな“を視てあげられると(それが実際むずかしかったりするのですけどね…)もっと子育てがしっくりくるのかもしれません。

子どもは自分の枝葉を伸ばすちからを備えています。

樹木の姿を整え健やかに育つための剪定をする手はたいせつ。

けれど、子どもの育ちに於いては、この子がこの子らしく自分の枝葉を伸ばし生きていけるように、育ちを見守るやわらかな目もどうぞたいせつになさってくださいね。

追記:そういえば、うちの子たちもあかちゃんの頃から3 人3 様だったなぁ…。あかちゃんではなくなったお子さまの子育ての悩みにご対応することも時々あります。時を経ても栁澤の顔が浮かぶことのありがたさ。

結婚当初から幸区に住み、3人の子育て時期を過ごしてきた2001年に助産院を開設。母乳・授乳・育児相談、両親学級・母乳講座・ヨガクラスを開催。痛くない母乳マッサージが定評。現在、川崎市助産師会の会長として、川崎市の母子保健の推進に尽力。