夕方になると靴が窮屈になったり、体の重ダルさで憂うつな「むくみ」。夏は冷房のあたり過ぎや冷たい飲食物のとり過ぎといった生活から水分を出すことが滞る、むくみやすい季節です。
妊娠中や産後には注意
特に妊娠中や産後はどちらもむくみが起こりやすいです。
原因としては、運動不足や衣類の締め付けによる血行不良、妊娠出産によるストレスなど。妊娠中はホルモンバランスが変わり、体はむくみやすい状態になります。
女性ホルモンのプロゲステロンは体に水分を溜め込むようになる性質を持っておりむくみやすくなるホルモンと言われています。妊娠していなくてもプロゲステロンは生理前の黄体期に分泌されるホルモンですから生理前にむくみやすいのはこのプロゲステロンが原因です。
出産後はプロゲステロンの分泌量が減り、変わってプロラクチンというホルモンが分泌されます。このプロラクチンは母乳の分泌を促進する働きがあります。
赤ちゃんは育つにつれて、1日1000ml以上飲むようになります。
母乳の9割以上は水分ですので、ママは毎日、汗や尿の他にたくさんの水分を失っていることになります。そうなると体は水分を溜め込むようになりむくんで行きます。
むくみの対策
むくみ対策としては、塩分を控えめにしカリウムを摂取しましょう。
カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、スムーズに塩分を排出してくれます。カリウムはバナナ・アボガド・ほうれん草・大豆などに豊富に含まれています。
ルイボスティーにもカリウムを含むミネラルが多くむくみがひどい方にはオススメです。
あと、しっかりと休息をとり、ストレスを溜めない、衣類は締め付けないものを選ぶ、体を冷やさない、足を高くして寝る、ストレッチやウォーキングをする、むくみが気になる部分を心臓の方向に流すようにマッサージをする。
むくみに効果のあるツボ
むくみに効果のあるツボは三陰交(さんいんこう)、陰陵泉(いんりょうせん)、太谿(たいけい)です。
調べて押してみて下さいね。