女性と子どもの教育で黄綬褒章を受けた初代園長、時代に沿ながらも、変わらない人間力教育は今も梅園幼稚園の代名詞!
梅園幼稚園は川崎駅ラゾーナが近い西口エリアに位置しています。
「この立地がね、バスを使わずに遠足に出掛けるのに便利なのよ」と薄井園長。
そう、梅園幼稚園といえば『よく歩く』が評判ですが、これは信念ですか?と伺うと、やはり梅園幼稚園では歩くことをとても大切にしているのだそうです。
まずは先生たちによる毎日の送迎。基本的なことですが体力をつけるためでもあるし、交通ルールやマナーも身につきます。
歩く時は、必ず年上が年下を内側にしてペアで歩くそうです。
日々の積み重ねがあるからこそ、百人超えの園児全員で電車移動も可能ですし、夢見ヶ崎動物公園
への徒歩遠足も、励まし合えるからこそ可能なのです。
「何より一番大切なのは年下の面倒を見ることにより、思いやりの気持ちが芽生えるということです。これは順繰りだからね。」
自分もしてもらったから遠足の昼食時には自分より先に年下に飲み物を飲ませたり敷物を敷いてあ
げたり、と世話をするようになります。
このような日々の実践を通して社会に繋がっていく力を育んでいくことを梅園幼稚園は大切にしています。
<取材日:2022年6月27日>