看護短大へGO!
がくさん
幸区の人口は約17万人。テレビで避難呼びかけてるけど、こんなに沢山の人が避難できる場所なんてあるわけないんだよ。誰かが助けてくれる避難所頼みの対策じゃなくて、自分でなんとかしなきゃなんだよね。どうしようか?
川崎市立看護短期大学の大城教授。はっきり教えてくれるから、皆に聴かせたいよ。
「幸区の病院は4つ。災害時は負傷者で大混乱。しかも、病院も被災してる可能性もある。ケガしちゃダメです。ケガしたら…じゃ、おそい!」
ケガをしたら誰かを頼って助けてもらえば良いって言うのは、災害時はみんながそうだからダメなんだよね。じゃあどうすればいいか?
まずはケガしないために、家の中を見直す。
家具の転倒もだけど、ガラス踏んじゃうのがケガで一番多いんだって。災害は、特別なことじゃなくて、日常の延長で起こることだから、家族で話し合って!
昨年、台風がすごかったけれど、これも気候変動が一番の原因だからこれからもきっと続くよね。ハザードマップも更新されているから、これは新しいのを確認しよう。おおげさに感じるかもしれないけど、最大の被害想定で書かれているからなんだって。
その場にあるものを使っての応急処置やロープワーク、食器作り、スリッパ作りは楽しかったし、遊びの中で災害時に役立つ技術がつくね。考えてみれば、避難所に人数分のスリッパが用意されてるわけないんだから、重要。
新聞紙って使えるなぁ…
取材協力:川崎市立看護短期大学