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矢上川今昔物語

矢上川今昔物語のイメージ画像

『矢上川の今」生き物・植物の宝庫

台風により決壊や地域に冠水を繰り返していた矢上川ですが、昭和49年~55年の矢上川堤防護岸工事、平成4年~16年の渋川雨水貯留管工事、また下水道の整備などにより現在の姿になりました。矢上川とその周辺には、たくさんの魚や昆虫、鳥などの生き物、さまざまな野草、樹木が見られます。(矢上川で遊ぶ会「知って遊んで矢上川」より)

『矢上川の昔」謎多き矢上川下流域

矢上川は宮前区水沢を水源とし鶴見川に合流、幸区は下流域です。

江戸時代には既に矢上川の名称で、流域の村名・町名は、川の名を元につけられました。矢上川の名称由来は諸説ありますが謎です。

矢上川下流域は古墳が複数あり、中でも白山古墳の出土品は高い関心が寄せられます。「三角縁神獣鏡」は、卑弥呼が魏の天子から賜った銅鏡百面との関連を指摘されておりますし、所有者がどんな人物であったか、「秋草文壺」に入っていた骨から明らかになるのが待たれます。