自律神経ってなんだろう
そもそも自律神経とは何ですか?
自律神経とは自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して身体の機能をコントロールし体を最適な状態にしている神経のことです。自律神経には交感神経と副交感神経があります。体が活動的な状態や緊張状態だと交感神経が優位に体が落ち着いている状態だと副交感神経が優位になります。
自律神経が乱れる原因について
自律神経が乱れる原因や、乱れたらどうなるか教えてください。
1.精神的・身体的なストレス
人間関係・仕事のプレッシャーなどの精神的なストレス。過労・ケガ・音・光・温度などの身体的なストレス。
昼夜逆転などの不規則な生活
慢性的な寝不足や昼夜逆転・不規則な食生活など不摂生を続けている。
疾患が原因となる自律神経の乱れ
代表的な疾患、自律神経失調症・更年期障害など自律神経が乱れてしまうと疲れやすい・めまい・冷え・頭痛・耳鳴り・動悸・身体の痛み・生理不順・発汗・肩こりなどの症状が現れます。精神症状としてはイライラや不安・不眠・記憶力や集中力の低下・感情の起伏が激しくなるなどがあります。
自律神経の整え方
自律神経が乱れてしまったり、乱れないようにするにはどうしたらいいですか?
良質な睡眠をとる
自律神経の乱れの回復は脳の改善を行うことです。睡眠をとることで脳の機能を修復してくれます。
深呼吸・ストレッチをする
自律神経が乱れている方は、自然と呼吸が浅くなっています。深呼吸は自律神経を安定させるにはとても効果的です。一緒にストレッチなどをしてリラックスしましょう。
マッサージをする・してもらう
特に首肩・背中の中心部をマッサージしましょう。この部分には末梢神経が集中していますのでここを刺激することで様々な部分のコリ、異常が解消します。
朝日を浴びる
朝に太陽の光を浴びることでセロトニンの分泌量を増やすことが出来ます。セロトニンは神経伝達物質の1つで、分泌量が減少すると気分が落ち込みやすく分泌量を増やすことで気持ちを安定させてくれます。
バランスのとれた食生活を心がける
ビタミンAやビタミンB群には神経を正常に保つ効果があります。カルシウムには神経の働きの緊張を鎮め精神的なイライラを抑える効果があります。
まとめ
ストレスを感じることが多い現代社会では、心を鎮める副交感神経が優位に働くよう、意識的にリラックスできる方法をとることが大切です。私たちが生活する上で、さまざまなストレスは避けて通れません。自分にあったリラックス方法を見つけ、快適な毎日を送ってください。