この数字なーんだ?【103】川崎市誕生から今年で100年。そのきっかけとなった浄水場は103年前、幸区にできたんだよ!

頑張るママさんの身体の悩み〜子どもの成長痛編〜

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子どもの痛みは自分のこと以上に心配

「成長痛」、よく耳にはしますが、一体どういう症状なのでしょうか?

進士先生
進士先生

子どもの痛みは自分のこと以上に心配で辛いですよね。子供の骨の端には成長するための成長軟骨などがあり、スポーツなどで無理な力がかかると炎症などを起こしてしまい、痛みが出てしまいます。

また、家庭や学校を含めた生活環境の変化や、心理的ストレスによる心や睡眠不足の症状が「痛み」として表現されたとも考えられます。

特に男女差はなく、2才~15才くらいによくみられ、好発年齢は3才~5才です。痛い部位は膝から足部に多いです。

痛がっている子どもに対しては?

痛がっている子どもに対して家庭ではどう対処すればよいでしょうか?

進士先生
進士先生

好き嫌いなく何でも食べ、しっかり睡眠をとりましょう。筋肉などが成長していくときに必要な栄養素がとても大切です。タンパク質や鉄分などもしっかり摂り、しっかり睡眠をとりましょう。

スポーツの練習メニューを見直し

この症状は骨年齢以上の過度な運動量が原因であることが多く、骨年齢に応じた練習量や練習方法が大切です。

ストレッチをていねいに

運動前の十分なウォーミングアップとストレッチ、運動後のクールダウンとストレッチをしっかり行いましょう。

後遺症について

「成長痛」による後遺症は、残るのでしょうか?

進士先生
進士先生

後遺症は基本的にはありません。小学校以降では痛みの頻度は自然と少なくなっていきます。ただし、成長障害の1つ「オスグット・シュラッター病」があります。このオスグットは10才~15才の成長期の子供が跳躍やボールをけるスポーツを過度にすると発症しやすい病気です。お皿(ヒザ)の下の骨が太ももの前の筋肉に引っ張られ、徐々に突出してきます。一度突出してしまうと、隆起したものは治らないので注意が必要です。また、成人になって運動による強い力が膝に加わると隆起部に痛みが発生することがあり、オスグット後遺症と呼ばれる症状がみられます。

整骨院での対処について

痛がっている子どもを整骨院に連れて行くと、対処していただくことは可能ですか?

進士先生
進士先生

はい、可能です。当院では、手技・ストレッチ、炎症が強い場合などは、アイシング・超音波治療器などを持ちいて施術をしていきます。また、身体や、膝関節の歪みや捻じれを整えていきます。そして自宅での生活指導や、正しいストレッチ法など教え、早期回復、再発防止に努めます。痛みや腫れがひどいときには、私達プロにお任せください。